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オーストラリアのぶどう栽培の歴史は1788年に、イギリス人アーサー・フィリップ船長の率いる11隻の商船がシドニー港に入り、港のそばに葡萄のさし木をしたのが、そのはじまりだといわれている。 このぶどうは、リオデジャネイロと喜望峰から持ってきたもので、ぶどうの栽培はその後、シドニー北西のハンターヴァレーに広がり、更に西部や南部へも拡張されて南オーストラリアまで伸びていった。 約200年の歴史があり、年間約70万キロリットルのワインを産出し、国際的にも高い評価を得ています。 主なぶどうの栽培地域はサウス・オーストラリア州、ヴィクトリア州、ニュー・サウス・ウェールズ州の5つの州となっています。 天候や自然条件に恵まれているため、赤の品種はシラーズ、カベルネソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、メルロー、グルナッシュ、白はセミヨン、リースリング、シャルドネと毎年、安定した良質のぶどうの収穫されます。太陽と大地に育まれ、手頃なテーブルワインだけでなく、今では、ヨーロッパの高級品と肩を並べるワインもつくられています。
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